山頭火アラーム
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草木塔 七百一句

種田山頭火が、自らえらんだ句集。
章ごとに、はじめから終わりまで。

鉢の子

91句

大正14年〜昭和7年(1925-1932) 行乞流転の旅

出家得度して熊本の味取観音堂の堂守となり、やがて笠と鉄鉢ひとつで行乞流転の旅へ。山頭火の放浪の原点となる時代。「分け入つても分け入つても青い山」をはじめ、代表句の多くがここにある。

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其中一人

47句

昭和7年〜9年(1932-1934) 其中庵にて

郷里山口の小郡に「其中庵」を結び、はじめて自分の庵を持った時代。雪や月と差し向かいの独居の静けさ、御飯の炊ける音。暮らしの句が生まれはじめる。

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行乞途上

41句

昭和8年〜9年(1933-1934) 庵からの行乞

其中庵を拠点にしつつ、なお托鉢の旅に出た日々。道の上の句が多い。「けふもいちにち風をあるいてきた」の風は、この時代の風である。

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山行水行

103句

昭和9年〜11年(1934-1936) 山へ水へ

題は「山を行き、水を行く」。旅と庵を往き来しながら、山の音と水の音に身体が溶けてゆく時期。澄んだ句がそろう。

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旅から旅へ

38句

昭和11年(1936) 東への長旅

東京へ、木曽へ、平泉へ。芭蕉の足跡と亡き友の墓を訪ねた長い東上の旅。吐き捨てた二千句から拾い上げられた旅の句たち。

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雑草風景

72句

昭和11年〜12年(1936-1937) 其中庵にて

庵の暮らしをみずから「雑草風景」と名づけた。雑草は雑草として生え伸び咲き実ればよろしい — 其中庵の朝夕、飯と水と虫の音。

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柿の葉

118句

昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期

濡れてかがやく柿の落葉に造化の妙を見た、其中庵晩期。身辺の小さなものへ目が深くなってゆく、成熟の句集。

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銃後

25句

昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句

日中戦争下、出征する人を見送り、遺骨を迎えた日々の句。美化も断罪もせず、銃後の町の静かな異様さを映す。

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孤寒

57句

昭和13年〜14年(1938-1939) 湯田・風来居

其中庵を離れ、湯田温泉の「風来居」へ。題のとおり孤独と寒さを抱いた冬の句が多いが、その底に湯の町のあたたかさも灯る。

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旅心

36句

昭和14年(1939) さいごの長旅

信濃から東北をめぐり、四国へ渡るまで。死に場所を探すような、それでいて足どりの軽い、最後の長旅の句。

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72句

昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵

終の住処となった松山の一草庵時代。没年までの句稿から自選した七十二句。濁りの落ちた、晩年の澄みきった句が並ぶ。

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拾遺

1句

『草木塔』本文外

『草木塔』本文には収められなかった句。晩年の句稿や日記から。

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