わが其中庵も 壁がくづれてそこから蔓草 山頭火 かべが くずれて そこから つるくさ 昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵『草木塔』鴉 解説 「わが其中庵も」と前書がある。長く住んだ其中庵の壁が崩れ、その穴から蔓草が入り込んでくる。庵の荒れをなげくより先に、草の勢いをそのまま受け入れている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句とほくちかくどこかのおくで鳴いてゐる 次の句 →それは死の前のてふてふの舞 『草木塔』七百一句の一覧へ
「わが其中庵も」と前書がある。長く住んだ其中庵の壁が崩れ、その穴から蔓草が入り込んでくる。庵の荒れをなげくより先に、草の勢いをそのまま受け入れている。