山頭火アラーム
日本語EN

碓氷山中にて路を失ふ

山のふかさはみな芽吹く

やまの ふかさは みな めぶく

昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期
『草木塔』柿の葉

解説

碓氷の山中で道を失ったときの句。心細さの中で見まわせば、山の深いところまで木々がいっせいに芽吹いている。迷った人間をよそに、山はいのちの仕事に余念がない。

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