山頭火アラーム
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風鈴の鳴るさへ死のしのびよる

ふうりんのなるさえ しのしのびよる

昭和11年〜12年(1936-1937) 其中庵にて
『草木塔』雑草風景

解説

病中の句。風鈴が鳴る、その涼やかな音にさえ、死のしのびよる気配を聞いてしまう。夏の音の代表のような風鈴が、病む身には別の顔を見せる。音はひとつ、聞く心がふたつ。

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