秋風の水音の石をみがく 山頭火 あきかぜの みずおとの いしをみがく 昭和11年〜12年(1936-1937) 其中庵にて『草木塔』雑草風景 解説 秋風が吹き、水音が立ち、流れは石をみがいてゆく。風と水と石が、ひとつづきの調べになっている。長い時間をかけて石を丸くしてゆく水の仕事を、秋の澄んだ空気の中で聴いている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句傷が癒えゆく秋めいた風となつて吹く 次の句 →萩が径へまでたまたま人の来る ことばをたどる 水音 石 『草木塔』七百一句の一覧へ
秋風が吹き、水音が立ち、流れは石をみがいてゆく。風と水と石が、ひとつづきの調べになっている。長い時間をかけて石を丸くしてゆく水の仕事を、秋の澄んだ空気の中で聴いている。