大正十五年四月、解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た。 分け入つても分け入つても青い山 山頭火 わけいっても わけいっても あおいやま 大正15年(1926) 行乞流転の旅の出発期『草木塔』鉢の子 聞く 解説 旅立ちの句。歩いても歩いても、越えたと思えばまた青い山が現れる。目的地のない放浪の始まりを、絶望でも希望でもなく、ただそのまま差し出している。四十四歳、すべてを捨てて笠ひとつで歩き出した山頭火の、いちばん有名な一句。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句ひさしぶりに掃く垣根の花が咲いてゐる 次の句 →しとどに濡れてこれは道しるべの石 ことばをたどる 山 『草木塔』七百一句の一覧へ
旅立ちの句。歩いても歩いても、越えたと思えばまた青い山が現れる。目的地のない放浪の始まりを、絶望でも希望でもなく、ただそのまま差し出している。四十四歳、すべてを捨てて笠ひとつで歩き出した山頭火の、いちばん有名な一句。