咳がやまない背中をたたく手がない 山頭火 せきが やまない せなかを たたく てが ない 昭和13年〜14年(1938-1939) 湯田・風来居『草木塔』孤寒 解説 咳きこんでも、背中をさすってくれる手はない。ひとり暮らしの病いは、こういうときにいちばん身にしみる。事実だけを言って泣き言にしない、山頭火の孤独の句を代表する一句。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句啼いて二三羽春の鴉で 次の句 →窓あけて窓いつぱいの春 『草木塔』七百一句の一覧へ
咳きこんでも、背中をさすってくれる手はない。ひとり暮らしの病いは、こういうときにいちばん身にしみる。事実だけを言って泣き言にしない、山頭火の孤独の句を代表する一句。