ほつと月がある東京に来てゐる 山頭火 ほっと つきが ある とうきょうに きている 昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期『草木塔』柿の葉 解説 見上げれば月がある。山の月と同じ月が、東京の空にもある。「ほつと」の一語に、都会の雑踏の中で見知った顔に会ったような安堵がこもる。自分はいま、たしかに東京に来ている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句また一枚ぬぎすてる旅から旅 次の句 →花が葉になる東京よさようなら ことばをたどる 月 『草木塔』七百一句の一覧へ
見上げれば月がある。山の月と同じ月が、東京の空にもある。「ほつと」の一語に、都会の雑踏の中で見知った顔に会ったような安堵がこもる。自分はいま、たしかに東京に来ている。