産んだまま死んでゐるかよかまきりよ 山頭火 うんだまま しんで いるかよ かまきりよ 昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期『草木塔』柿の葉 解説 卵を産みつけたまま、かまきりが死んでいる。「死んでゐるかよ」という呼びかけに、驚きといたわりが同居する。次のいのちに全部を渡して終わる、小さな虫の一生。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句風は何よりさみしいとおもふすすきの穂 次の句 →けふは凩のはがき一枚 ことばをたどる 死ぬ 『草木塔』七百一句の一覧へ
卵を産みつけたまま、かまきりが死んでいる。「死んでゐるかよ」という呼びかけに、驚きといたわりが同居する。次のいのちに全部を渡して終わる、小さな虫の一生。