朝のひかりへ蒔いておいて旅立つ 山頭火 あさのひかりえ まいておいて たびだつ 昭和14年(1939) さいごの長旅『草木塔』旅心 聞く 解説 朝の光のなかへ種を蒔いて、それから旅に出る。芽の出るところを、自分は見ないかもしれない。それでも蒔いてから発つ。旅立ちの句でありながら、あとに残してゆくものへのまなざしがやさしい。「朝のひかりへ」という言葉がまぶしい。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句草をしいておべんたう分けて食べて右左 次の句 →ちよいと渡してもらふ早春のさざなみ ことばをたどる 朝 『草木塔』七百一句の一覧へ
朝の光のなかへ種を蒔いて、それから旅に出る。芽の出るところを、自分は見ないかもしれない。それでも蒔いてから発つ。旅立ちの句でありながら、あとに残してゆくものへのまなざしがやさしい。「朝のひかりへ」という言葉がまぶしい。