山頭火アラーム
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朝のひかりへ蒔いておいて旅立つ

あさのひかりえ まいておいて たびだつ

昭和14年(1939) さいごの長旅
『草木塔』旅心

解説

朝の光のなかへ種を蒔いて、それから旅に出る。芽の出るところを、自分は見ないかもしれない。それでも蒔いてから発つ。旅立ちの句でありながら、あとに残してゆくものへのまなざしがやさしい。「朝のひかりへ」という言葉がまぶしい。

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