老ルンペンと共に 草をしいておべんたう分けて食べて右左 山頭火 くさを しいて おべんとう わけて たべて みぎ ひだり 昭和14年(1939) さいごの長旅『草木塔』旅心 解説 年老いた浮浪者と道づれになり、草を敷いて弁当を分けあって食べた。食べ終われば、右と左へ別れてゆく。それだけの出会いと別れ。「右左」の三文字が、旅の縁のかたちを言い尽くしている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句霜しろくころりと死んでゐる 次の句 →朝のひかりへ蒔いておいて旅立つ ことばをたどる 草 食べる 『草木塔』七百一句の一覧へ
年老いた浮浪者と道づれになり、草を敷いて弁当を分けあって食べた。食べ終われば、右と左へ別れてゆく。それだけの出会いと別れ。「右左」の三文字が、旅の縁のかたちを言い尽くしている。