行旅病死者 霜しろくころりと死んでゐる 山頭火 しも しろく ころりと しんでいる 昭和14年(1939) さいごの長旅『草木塔』旅心 解説 「行旅病死者」と前書がある。旅の途中で行き倒れた人が、白い霜の中にころりと横たわっている。「ころりと」の軽さが、かえって凄い。同じ旅に生きる者として、他人事ではない死である。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句朝の雨の石をしめすほど 次の句 →草をしいておべんたう分けて食べて右左 ことばをたどる 死ぬ 『草木塔』七百一句の一覧へ
「行旅病死者」と前書がある。旅の途中で行き倒れた人が、白い霜の中にころりと横たわっている。「ころりと」の軽さが、かえって凄い。同じ旅に生きる者として、他人事ではない死である。