山頭火アラーム
日本語EN

遺骨を迎ふ

しぐれつつしづかにも六百五十柱

しぐれつつ しずかにも ろっぴゃくごじゅうはしら

昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句
『草木塔』銃後

解説

時雨の降るなか、六百五十柱の遺骨が静かに迎えられる。柱と数えられる一つひとつが、一人の生涯だった。数の大きさと、あたりの静けさ。時雨の音だけが、弔いの言葉のかわりに降っている。

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