山頭火アラーム
日本語EN

いつしか明けてゐる茶の花

いつしか あけている ちゃのはな

昭和7年〜9年(1932-1934) 其中庵にて
『草木塔』其中一人

解説

気がつけば、いつのまにか夜が明けている。ほの白い光のなかに、茶の花のちいさな白がまじっている。初冬の庵の、音のない夜明け。明けたことにさえ気づかないような、しずかなしずかな朝のはじまりが、そのまま句になっている。

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