風は海から吹きぬける葱坊主 山頭火 かぜは うみから ふきぬける ねぎぼうず 昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵『草木塔』鴉 解説 海からの風が、さえぎるものなく畑を吹き抜けてゆく。葱坊主が丸い頭を並べて、その風に揺れている。春の潮の匂いと、とぼけた花のかたちが並ぶ、明るい野の景色。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句啼いて鴉の、飛んで鴉の、おちつくところがない 次の句 →はるばるたづね来て岩鼻一人 ことばをたどる 風 『草木塔』七百一句の一覧へ
海からの風が、さえぎるものなく畑を吹き抜けてゆく。葱坊主が丸い頭を並べて、その風に揺れている。春の潮の匂いと、とぼけた花のかたちが並ぶ、明るい野の景色。