十一月、湯田の風来居に移る 一羽来て啼かない鳥である 山頭火 いちわ きて なかない とりである 昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵『草木塔』鴉 解説 「十一月、湯田の風来居に移る」と前書がある。新しい住まいに、一羽の鳥が来て、啼かないままそこにいる。もの言わぬ来客と、黙って向き合っている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句月は見えない月あかりの水まんまん 次の句 →秋もをはりの蠅となりはひあるく ことばをたどる 啼く 『草木塔』七百一句の一覧へ
「十一月、湯田の風来居に移る」と前書がある。新しい住まいに、一羽の鳥が来て、啼かないままそこにいる。もの言わぬ来客と、黙って向き合っている。