街はおまつりお骨となつて帰られたか 山頭火 まちは おまつり おこつと なって かえられたか 昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句『草木塔』銃後 解説 街は祭りでにぎわっている。その同じ日に、白い函になって帰ってきた人がある。「帰られたか」という敬語の問いかけが、生きて帰るはずだった人へ向けられる。にぎわいと沈黙が、同じ街に同居している。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句いさましくもかなしくも白い函 次の句 →ぽろぽろしたたる汗がましろな函に 『草木塔』七百一句の一覧へ
街は祭りでにぎわっている。その同じ日に、白い函になって帰ってきた人がある。「帰られたか」という敬語の問いかけが、生きて帰るはずだった人へ向けられる。にぎわいと沈黙が、同じ街に同居している。