遺骨を抱いて帰郷する父親 ぽろぽろしたたる汗がましろな函に 山頭火 ぽろぽろ したたる あせが ましろな はこに 昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句『草木塔』銃後 解説 息子の遺骨を抱いて帰郷する父親。その汗がぽろぽろと、真っ白な函の上にしたたり落ちる。汗なのか、涙なのか。句はどちらとも言わない。ただ、したたるものと白い函だけを見つめている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句街はおまつりお骨となつて帰られたか 次の句 →お骨声なく水のうへをゆく 『草木塔』七百一句の一覧へ
息子の遺骨を抱いて帰郷する父親。その汗がぽろぽろと、真っ白な函の上にしたたり落ちる。汗なのか、涙なのか。句はどちらとも言わない。ただ、したたるものと白い函だけを見つめている。