山頭火アラーム
日本語EN

お骨声なく水のうへをゆく

おこつ こえなく みずの うえを ゆく

昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句
『草木塔』銃後

解説

遺骨が船に載せられて、水の上を渡ってゆく。声なく、とはお骨のことでもあり、見送る人々のことでもあるだろう。動いているのは水面だけ。静けさそのものが、弔いのかたちになっている。

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