その一片はふるさとの土となる秋 山頭火 その いっぺんは ふるさとの つちと なる あき 昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句『草木塔』銃後 解説 遺骨の一片が、生まれ育った故郷の土に還っていく。遠い戦地で果てた命の、ほんのひとかけらの帰郷。実りと落葉の秋の土が、それを受け入れる。大きな戦争の中の、小さな一片を句は見ている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句お骨声なく水のうへをゆく 次の句 →みんな出て征く山の青さのいよいよ青く ことばをたどる ふるさと 土 秋 『草木塔』七百一句の一覧へ
遺骨の一片が、生まれ育った故郷の土に還っていく。遠い戦地で果てた命の、ほんのひとかけらの帰郷。実りと落葉の秋の土が、それを受け入れる。大きな戦争の中の、小さな一片を句は見ている。