山頭火アラーム
日本語EN

その一片はふるさとの土となる秋

その いっぺんは ふるさとの つちと なる あき

昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句
『草木塔』銃後

解説

遺骨の一片が、生まれ育った故郷の土に還っていく。遠い戦地で果てた命の、ほんのひとかけらの帰郷。実りと落葉の秋の土が、それを受け入れる。大きな戦争の中の、小さな一片を句は見ている。

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