山頭火アラーム
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囚人の墓としひそかに草萌えて

しゅうじんの はかとし ひそかに くさ もえて

昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵
『草木塔』鴉

解説

囚人の墓に、春の草がひそかに萌え出ている。訪れる人の少ない墓にも、季節は分けへだてなくめぐってくる。「ひそかに」の一語が、墓と草の両方に響く。

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