囚人の墓としひそかに草萌えて 山頭火 しゅうじんの はかとし ひそかに くさ もえて 昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵『草木塔』鴉 解説 囚人の墓に、春の草がひそかに萌え出ている。訪れる人の少ない墓にも、季節は分けへだてなくめぐってくる。「ひそかに」の一語が、墓と草の両方に響く。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句握りしめる手に手のあかぎれ 次の句 →やつと世帯が持てて新らしいバケツ ことばをたどる 草 墓 『草木塔』七百一句の一覧へ
囚人の墓に、春の草がひそかに萌え出ている。訪れる人の少ない墓にも、季節は分けへだてなくめぐってくる。「ひそかに」の一語が、墓と草の両方に響く。