やつと郵便が来てそれから熟柿のおちるだけ 山頭火 やっと ゆうびんが きて それから じゅくしの おちるだけ 昭和9年〜11年(1934-1936) 山へ水へ『草木塔』山行水行 解説 待っていた郵便がやっと届いた。そのあとは、熟れた柿がぽとりと落ちるだけの静けさ。山の庵の一日の出来事は、それで全部。それだけで一日は成り立つ。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句ほんによかつた夕立の水音がそこここ 次の句 →散るは柿の葉咲くは茶の花ざかり ことばをたどる おちる 『草木塔』七百一句の一覧へ
待っていた郵便がやっと届いた。そのあとは、熟れた柿がぽとりと落ちるだけの静けさ。山の庵の一日の出来事は、それで全部。それだけで一日は成り立つ。