あるけば蕗のとう 山頭火 あるけば ふきのとう 昭和7年〜9年(1932-1934) 其中庵にて『草木塔』其中一人 聞く 解説 歩いていたら、ふと足もとに蕗のとうを見つけた。それだけの句。冬のあいだ土の下で待っていたものが、そっと顔を出している。探して見つけたのではなく、歩いていたから出会えた。春は、こんなふうに小さく始まる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句月夜、手土産は米だつたか 次の句 →椿ひらいて墓がある ことばをたどる あるく 蕗 『草木塔』七百一句の一覧へ
歩いていたら、ふと足もとに蕗のとうを見つけた。それだけの句。冬のあいだ土の下で待っていたものが、そっと顔を出している。探して見つけたのではなく、歩いていたから出会えた。春は、こんなふうに小さく始まる。