山頭火アラーム
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あるけば蕗のとう

あるけば ふきのとう

昭和7年〜9年(1932-1934) 其中庵にて
『草木塔』其中一人

解説

歩いていたら、ふと足もとに蕗のとうを見つけた。それだけの句。冬のあいだ土の下で待っていたものが、そっと顔を出している。探して見つけたのではなく、歩いていたから出会えた。春は、こんなふうに小さく始まる。

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