山頭火アラーム
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或る友に

月夜、手土産は米だつたか

つきよ てみやげは こめだったか

昭和7年〜9年(1932-1934) 其中庵にて
『草木塔』其中一人

解説

「或る友に」と前書のある句。月夜に訪ねてきた友の手土産は、米だった。酒でも菓子でもなく米という贈りものに、こちらの暮らしぶりを知り抜いた友情がある。月あかりの中で受けとる、ずしりとした重み。

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