石鴨荘 草山のしたしさは鶯も啼く 山頭火 くさやまの したしさは うぐいすもなく 昭和11年(1936) 東への長旅『草木塔』旅から旅へ 聞く 解説 なだらかな草山に、鶯の声が響く。「したしさ」という言葉のとおり、山のほうからこちらへ心をひらいてくれているような朝。名所でも霊峰でもない、ただの草山だからこそ、旅人はほっとして足をゆるめ、しばらく耳を澄ます。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句けふはここまでの草鞋をぬぐ 次の句 →いつとなくさくらが咲いて逢うてはわかれる ことばをたどる 啼く 『草木塔』七百一句の一覧へ
なだらかな草山に、鶯の声が響く。「したしさ」という言葉のとおり、山のほうからこちらへ心をひらいてくれているような朝。名所でも霊峰でもない、ただの草山だからこそ、旅人はほっとして足をゆるめ、しばらく耳を澄ます。