机上一りんおもむろにひらく 山頭火 きじょう いちりん おもむろに ひらく 昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵『草木塔』鴉 解説 机の上に挿した一輪が、おもむろにひらいてゆく。急がない開花を、急がずに見ている。狭い机上に、それだけで足りる時間が流れる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句赤字つづきのどうやらかうやら蕗のとう 次の句 →旅もいつしかおたまじやくしが泳いでゐる 『草木塔』七百一句の一覧へ
机の上に挿した一輪が、おもむろにひらいてゆく。急がない開花を、急がずに見ている。狭い机上に、それだけで足りる時間が流れる。