山頭火アラーム
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三月、東へ旅立つ

旅もいつしかおたまじやくしが泳いでゐる

たびもいつしか おたまじゃくしが およいでいる

昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵
『草木塔』鴉

解説

三月に東へ旅立ったときの句。歩くうちに季節がすすみ、気がつけば水たまりにおたまじゃくしが泳いでいる。旅の長さを、暦ではなく生きものの育ちぐあいで知る。せかすものの何もない時間が、ゆったりと流れている。

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