門司埠頭 春潮のテープちぎれてなほも手をふり 山頭火 しゅんちょうの テープ ちぎれて なおも てをふり 昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期『草木塔』柿の葉 解説 門司埠頭での句。出港の船と岸をつなぐ紙テープが、春の潮の上でちぎれた。それでもまだ手をふりつづける人たち。別れの形が切れたあとも、別れの心は続いている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句旅は笹山の笹のそよぐのも 次の句 →ふるさとはあの山なみの雪のかがやく 『草木塔』七百一句の一覧へ
門司埠頭での句。出港の船と岸をつなぐ紙テープが、春の潮の上でちぎれた。それでもまだ手をふりつづける人たち。別れの形が切れたあとも、別れの心は続いている。