山頭火アラーム
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門司埠頭

春潮のテープちぎれてなほも手をふり

しゅんちょうの テープ ちぎれて なおも てをふり

昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期
『草木塔』柿の葉

解説

門司埠頭での句。出港の船と岸をつなぐ紙テープが、春の潮の上でちぎれた。それでもまだ手をふりつづける人たち。別れの形が切れたあとも、別れの心は続いている。

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