しみじみ食べる飯ばかりの飯である 山頭火 しみじみ たべる めしばかりの めしである 大正14年〜昭和7年(1925-1932) 行乞流転の旅『草木塔』鉢の子 聞く 解説 おかずのない、飯ばかりの飯。それをしみじみと食べている。侘しさを嘆くのではなく、米そのものの甘みを、ちゃんと味わっている。粗末な一膳が、いちばん確かな恵みに変わる瞬間。朝の食卓に向かうときの、静かな感謝に通じる句。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句水音といつしよに里へ下りて来た 次の句 →まつたく雲がない笠をぬぎ ことばをたどる 食べる 『草木塔』七百一句の一覧へ
おかずのない、飯ばかりの飯。それをしみじみと食べている。侘しさを嘆くのではなく、米そのものの甘みを、ちゃんと味わっている。粗末な一膳が、いちばん確かな恵みに変わる瞬間。朝の食卓に向かうときの、静かな感謝に通じる句。