しぐれしたしうお墓を洗つていつた 山頭火 しぐれ したしゅう おはかを あらって いった 昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期『草木塔』柿の葉 解説 ひとしきりの時雨が、墓石を洗って通り過ぎていった。「したしう」――親しげに、である。人が忘れがちな墓を、雨は季節ごとに訪れて清めていく。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句ひよいと芋が落ちてゐたので芋粥にする 次の句 →秋ふかい水をもらうてもどる ことばをたどる 墓 『草木塔』七百一句の一覧へ
ひとしきりの時雨が、墓石を洗って通り過ぎていった。「したしう」――親しげに、である。人が忘れがちな墓を、雨は季節ごとに訪れて清めていく。