山頭火アラーム
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しぐれしたしうお墓を洗つていつた

しぐれ したしゅう おはかを あらって いった

昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期
『草木塔』柿の葉

解説

ひとしきりの時雨が、墓石を洗って通り過ぎていった。「したしう」――親しげに、である。人が忘れがちな墓を、雨は季節ごとに訪れて清めていく。

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