誰を待つとてゆふべは萩のしきりにこぼれ 山頭火 だれを まつとて ゆうべは はぎの しきりに こぼれ 昭和13年〜14年(1938-1939) 湯田・風来居『草木塔』孤寒 解説 夕暮れ、萩の花がしきりにこぼれ落ちる。誰を待つというのでもないのに、待つともなく座っている。散る萩の静けさが、あてのない待ち心とひとつになっている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句がちやがちやがちやがちや鳴くよりほかない 次の句 →声はまさしく月夜はたらく人人だ 『草木塔』七百一句の一覧へ
夕暮れ、萩の花がしきりにこぼれ落ちる。誰を待つというのでもないのに、待つともなく座っている。散る萩の静けさが、あてのない待ち心とひとつになっている。