音は朝から木の実をたべに来た鳥か 山頭火 おとは あさから きのみを たべに きた とりか 昭和7年〜9年(1932-1934) 其中庵にて『草木塔』其中一人 聞く 解説 朝から庵のあたりで、かさこそと音がする。木の実をたべに来た鳥だろうか。起き出して姿を確かめるでもなく、寝床でただ音だけを聞いている。訪ねてくる人のまれな独り暮らしのなかで、鳥の気配がそのまま朝の客になっている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句いちりんの椿いちりん 次の句 →ぬいてもぬいても草の執着をぬく ことばをたどる 食べる 朝 『草木塔』七百一句の一覧へ
朝から庵のあたりで、かさこそと音がする。木の実をたべに来た鳥だろうか。起き出して姿を確かめるでもなく、寝床でただ音だけを聞いている。訪ねてくる人のまれな独り暮らしのなかで、鳥の気配がそのまま朝の客になっている。