分け入れば水音 山頭火 わけいれば みずおと 大正14年〜昭和7年(1925-1932) 行乞流転の旅『草木塔』鉢の子 聞く 解説 山に分け入っていくと、まず音が届く。姿より先に、水の音。それは深く踏み込んだ者にだけ聞こえてくる、山のいちばん奥の声だ。短い句のなかに、澄んだ音だけが残る。一日の始まりに、まず耳をすませてみたくなる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句すすきのひかりさえぎるものなし 次の句 →すべつてころんで山がひつそり ことばをたどる 水音 『草木塔』七百一句の一覧へ
山に分け入っていくと、まず音が届く。姿より先に、水の音。それは深く踏み込んだ者にだけ聞こえてくる、山のいちばん奥の声だ。短い句のなかに、澄んだ音だけが残る。一日の始まりに、まず耳をすませてみたくなる。