山頭火アラーム
日本語EN

山ふかく蕗のとうなら咲いてゐる

やまふかく ふきのとうなら さいている

昭和11年(1936) 東への長旅
『草木塔』旅から旅へ

解説

人里を離れた山の奥、花らしい花はまだなくても、蕗のとうならもう顔を出している。誰に見せるでもなく、春は春の仕事をしている。山道でふとそれを見つけたときの、小さくあたたかい驚きが、そのまま伝わってくる。

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