しぐれて雲のちぎれゆく支那をおもふ 山頭火 しぐれて くもの ちぎれゆく しなを おもう 昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句『草木塔』銃後 解説 時雨の空を、雲がちぎれながら流れていく。その行く先、兵たちのいる大陸の戦場を思う。当時「支那」と呼ばれた中国の戦線は、銃後の日本からは冬空の雲の向こうにしかなかった。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句ふたたびは踏むまい土を踏みしめて征く 次の句 →ひつそりとして八ツ手花咲く ことばをたどる 雲 『草木塔』七百一句の一覧へ
時雨の空を、雲がちぎれながら流れていく。その行く先、兵たちのいる大陸の戦場を思う。当時「支那」と呼ばれた中国の戦線は、銃後の日本からは冬空の雲の向こうにしかなかった。