春風の蓑虫ひよいとのぞいた 山頭火 はるかぜの みのむし ひょいと のぞいた 昭和13年〜14年(1938-1939) 湯田・風来居『草木塔』孤寒 解説 春風に吹かれて、蓑虫が蓑からひょいと顔をのぞかせた。冬を耐えた小さな虫の、なんでもない仕草。「ひよいと」の軽さに、春が来たことのうれしさがそのまま乗っている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句だまつてあそぶ鳥の一羽が花のなか 次の句 →ひよいとのぞいて蓑虫は鳴かない 『草木塔』七百一句の一覧へ
春風に吹かれて、蓑虫が蓑からひょいと顔をのぞかせた。冬を耐えた小さな虫の、なんでもない仕草。「ひよいと」の軽さに、春が来たことのうれしさがそのまま乗っている。