山頭火アラーム
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かすんでかさなつて山がふるさと

かすんで かさなって やまがふるさと

昭和8年〜9年(1933-1934) 庵からの行乞
『草木塔』行乞途上

解説

霞の中に、山が幾重にもかさなって見える。あのかすんだ山なみの向こうが、ふるさと。近づくでもなく、遠くから眺めるだけの故郷が、春の霞のやわらかさに包まれている。

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