かすんでかさなつて山がふるさと 山頭火 かすんで かさなって やまがふるさと 昭和8年〜9年(1933-1934) 庵からの行乞『草木塔』行乞途上 解説 霞の中に、山が幾重にもかさなって見える。あのかすんだ山なみの向こうが、ふるさと。近づくでもなく、遠くから眺めるだけの故郷が、春の霞のやわらかさに包まれている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句水をへだててをなごやの灯がまたたきだした 次の句 →春風の鉢の子一つ ことばをたどる 山 ふるさと 『草木塔』七百一句の一覧へ
霞の中に、山が幾重にもかさなって見える。あのかすんだ山なみの向こうが、ふるさと。近づくでもなく、遠くから眺めるだけの故郷が、春の霞のやわらかさに包まれている。