水をへだててをなごやの灯がまたたきだした 山頭火 みずをへだてて おなごやのひが またたきだした 昭和8年〜9年(1933-1934) 庵からの行乞『草木塔』行乞途上 解説 水をへだてた向こう岸に、女たちのいる家の灯がともりはじめた。行乞の身には縁のない灯りが、水面にゆれてまたたく。夕暮れの水辺の、遠くてなまめかしい人の世。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句いちじくの葉かげあるおべんたうを持つてゐる 次の句 →かすんでかさなつて山がふるさと ことばをたどる 水 『草木塔』七百一句の一覧へ
水をへだてた向こう岸に、女たちのいる家の灯がともりはじめた。行乞の身には縁のない灯りが、水面にゆれてまたたく。夕暮れの水辺の、遠くてなまめかしい人の世。