さて、どちらへ行かう風がふく 山頭火 さて どちらえいこう かぜがふく 昭和11年(1936) 東への長旅『草木塔』旅から旅へ 聞く 解説 行き先は決まっていない。決めなくてもいい。立ち止まって思案する頬を、風がふいと撫でていく。それなら風の吹くほうへ。何も持たない放浪の身軽さが、朝の深呼吸のように響く。迷うことさえ、自由のかたちに見えてくる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句春寒のをなごやのをなごが一銭持つて出てくれた 次の句 →この道しかない春の雪ふる ことばをたどる 風 『草木塔』七百一句の一覧へ
行き先は決まっていない。決めなくてもいい。立ち止まって思案する頬を、風がふいと撫でていく。それなら風の吹くほうへ。何も持たない放浪の身軽さが、朝の深呼吸のように響く。迷うことさえ、自由のかたちに見えてくる。