山頭火アラーム
日本語EN

鴉啼いたとて誰も来てはくれない

からす ないたとて だれも きては くれない

昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期
『草木塔』柿の葉

解説

鴉が啼けば来客の知らせ、という言いならわしがある。けれど鴉が啼いたところで、この庵には誰も来てはくれない。俗信を持ち出しては打ち消す、そのひと手間に独居の寂しさがにじむ。

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