うらうら蝶は死んでゐる 山頭火 うらうら ちょうは しんでいる 昭和14年(1939) さいごの長旅『草木塔』旅心 解説 うららかな日ざしの中に、蝶が死んでいる。春の光と小さな死とが、なんの矛盾もなく並んでいる。悼む言葉はなく、ただ「うらうら」の明るさが、その死をやわらかく包んでいる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句旅人わたしもしばしいつしよに貝掘らう 次の句 →さくらまんかいにして刑務所 ことばをたどる 死ぬ 『草木塔』七百一句の一覧へ
うららかな日ざしの中に、蝶が死んでいる。春の光と小さな死とが、なんの矛盾もなく並んでいる。悼む言葉はなく、ただ「うらうら」の明るさが、その死をやわらかく包んでいる。