山頭火アラーム
日本語EN

うらうら蝶は死んでゐる

うらうら ちょうは しんでいる

昭和14年(1939) さいごの長旅
『草木塔』旅心

解説

うららかな日ざしの中に、蝶が死んでいる。春の光と小さな死とが、なんの矛盾もなく並んでいる。悼む言葉はなく、ただ「うらうら」の明るさが、その死をやわらかく包んでいる。

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