旅人わたしもしばしいつしよに貝掘らう 山頭火 たびびと わたしも しばし いっしょに かい ほろう 昭和14年(1939) さいごの長旅『草木塔』旅心 解説 浜では人びとが貝を掘っている。旅人のわたしも、しばし仲間に入れてもらって貝を掘ろう。通りすがりの身が、ひとときだけ土地の営みにまじる。潮干の浜ののどけさが誘った句である。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句水をへだててをとことをなごと話が尽きない 次の句 →うらうら蝶は死んでゐる 『草木塔』七百一句の一覧へ
浜では人びとが貝を掘っている。旅人のわたしも、しばし仲間に入れてもらって貝を掘ろう。通りすがりの身が、ひとときだけ土地の営みにまじる。潮干の浜ののどけさが誘った句である。