凩の日の丸二つ二人も出してゐる 山頭火 こがらしの ひのまる ふたつ ふたりも だしている 昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句『草木塔』銃後 解説 木枯らしの吹く日、一軒の家の門に日の丸が二つ。この家は二人も戦地へ送り出しているのだ。旗の数が、その家から欠けた人の数。寒風にはためく二本の旗を、句はただ数えている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句山裾あたたかなここにうづめます 次の句 →冬ぼたんほつと勇ましいたよりがあつた 『草木塔』七百一句の一覧へ
木枯らしの吹く日、一軒の家の門に日の丸が二つ。この家は二人も戦地へ送り出しているのだ。旗の数が、その家から欠けた人の数。寒風にはためく二本の旗を、句はただ数えている。