しみじみ生かされてゐることがほころび縫ふとき 山頭火 しみじみ いかされて いる ことが ほころび ぬう とき 昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期『草木塔』柿の葉 解説 衣のほころびを縫う。針を運ぶしずかな時間に、自分が生きているのではなく生かされているのだと、しみじみ思う。繕いものという小さな手仕事が、そのまま祈りに似てくる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句みぞるる朝のよう燃える木に木をかさね 次の句 →いつも出てくる蕗のとう出てきてゐる 『草木塔』七百一句の一覧へ
衣のほころびを縫う。針を運ぶしずかな時間に、自分が生きているのではなく生かされているのだと、しみじみ思う。繕いものという小さな手仕事が、そのまま祈りに似てくる。