山頭火アラーム
日本語EN

戦傷兵士

足は手は支那に残してふたたび日本に

あしは ては しなに のこして ふたたび にほんに

昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句
『草木塔』銃後

解説

戦傷兵士を詠んだ句。足を、手を、大陸の戦場に残して、ふたたび日本の土を踏んだ。失ったものをただ名指すだけの言葉が、戦争というもののかたちを、誇張も感傷もなくまっすぐに伝えてくる。

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