なんとうまさうなものばかりがシヨウヰンドウ 山頭火 なんと うまそうな ものばかりが ショーウィンドー 昭和14年(1939) さいごの長旅『草木塔』旅心 解説 ショーウィンドーには、なんとうまそうなものばかりが並んでいることか。ガラス一枚むこうの御馳走を、外から眺めるだけの身である。恨みがましさのない、正直な感嘆がおかしくて切ない。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句ちよいと渡してもらふ早春のさざなみ 次の句 →石に水を、春の夜にする 『草木塔』七百一句の一覧へ
ショーウィンドーには、なんとうまそうなものばかりが並んでいることか。ガラス一枚むこうの御馳走を、外から眺めるだけの身である。恨みがましさのない、正直な感嘆がおかしくて切ない。