樹明君に あんたが来てくれさうなころの風鈴 山頭火 あんたがきてくれそうな ころのふうりん 昭和11年〜12年(1936-1937) 其中庵にて『草木塔』雑草風景 解説 「樹明君に」と前書きのある句。あんたがそろそろ来てくれそうだ、という時分に、風鈴が鳴る。鈴の音がそのまま、待つ心のはずみになっている。「あんた」という呼び方の近さがあたたかい。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句月のあかるさがうらもおもてもきりぎりす 次の句 →炎天の稗をぬく 『草木塔』七百一句の一覧へ
「樹明君に」と前書きのある句。あんたがそろそろ来てくれそうだ、という時分に、風鈴が鳴る。鈴の音がそのまま、待つ心のはずみになっている。「あんた」という呼び方の近さがあたたかい。