山頭火アラーム
日本語EN

昧々居

また逢へた山茶花も咲いてゐる

また あえた さざんかも さいている

大正14年〜昭和7年(1925-1932) 行乞流転の旅
『草木塔』鉢の子

解説

去年も見た山茶花に、また逢えた。花に対して「逢う」という言葉を使うとき、それはもう風景ではなく、なつかしい相手になっている。寒さに向かう季節のなかで、変わらずに咲いていてくれるものがある。そのことの、静かな心強さ。

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