わたしひとりの音させてゐる 山頭火 わたし ひとりの おと させて いる 昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期『草木塔』柿の葉 解説 庵の中で立てる物音は、すべて自分ひとりの音。水を汲む音、茶碗の音、衣ずれの音。静けさの中で、自分の存在が音になって聞こえる。独居の一日はこの音だけで暮れていく。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句ふたたびここに草もしげるまま 次の句 →酔ざめの風のかなしく吹きぬける ことばをたどる ひとり 『草木塔』七百一句の一覧へ
庵の中で立てる物音は、すべて自分ひとりの音。水を汲む音、茶碗の音、衣ずれの音。静けさの中で、自分の存在が音になって聞こえる。独居の一日はこの音だけで暮れていく。