樹が倒れてゐる腰をかける 山頭火 きが たおれている こしを かける 昭和11年(1936) 東への長旅『草木塔』旅から旅へ 解説 樹が倒れている。だから腰をかける。それだけの句。倒木は旅人には椅子であり、理由も感慨も差しはさまれない。疲れた体と倒れた樹が、山の中でただ出会っただけの時間。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句先生のあのころのことも楓の芽 次の句 →おわかれの水鳥がういたりしづんだり 『草木塔』七百一句の一覧へ
樹が倒れている。だから腰をかける。それだけの句。倒木は旅人には椅子であり、理由も感慨も差しはさまれない。疲れた体と倒れた樹が、山の中でただ出会っただけの時間。